パソコン転売をお仕事として営んでいくなら、当然必要となるのが「古物商許可証」。
古物商許可証がないと、営利目的で仕入れた商品を販売することは法律で禁止されています。
違反した場合、「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」となります。
せっかく簡単に大きく稼げるパソコン転売なのに、許可証がないなんてつまらない理由で人生パーになんてしたくないですよね。
ですから、パソコン転売をやると決めたなら、まず古物商許可証を手に入れましょう。
古物商許可証は申請してから手に入るまで約2ヶ月間かかります。
「パソコン転売いますぐ始めたい!」
「今すぐ仕入れて売っちゃおーー!」
なんて、自分のタイミングだけで始めることが出来ないのです。
で、今回の話は古物商許可証を申請した時の体験談です。
事務的であっさり終わる手続きかなぁと思ったら、申請初日から思わぬ失敗というかトラブルでものすごく腹が立った経験をしました。
大したことではなかったのですが、ものすごく不愉快な思いをしました。
恐らくこの記事を読んでいる何人かは同じ経験をすると思うので、これから古物商許可証を申請する方はぜひ最後まで読んでください。
最大の誤算
古物商許可証は、警察署の生活安全課で申請が行えます。
古物商許可証を申請する方法なんて分からなかったので、たくさんインターネットで調べました。
そこでこんな一文がありました。
古物商許可が必要なことが確認できたら、管轄の警察署「生活安全課防犯係 古物商担当者」に「新規で古物商の許可申請をしたいので必要書類を教えて下さい。」と、事前に相談をしましょう。
古物商許可証をいきなり申請する前に、まずは警察署の生活安全課に事前に相談しに行きましょう、という話です。
事前相談することで、申請時に「先週相談に来た○○さんですね。」と和やかに進むケースがあるとのことです。が、
これ全くやる必要ありません。
全く逆効果です。
僕はまず、生活安全課の窓口が分からなかったので、警察署を入ってすぐの窓口で「古物商許可証についてお話がありましてこちらに来たんですが」って言いました。
すると受付の女性が「古物でしたら建物を出て左側にある建物が生活安全課になります」と答えてくれました。
すぐに建物を出て、言われた通り左側にある生活安全課の建物に入りました。
室内は狭く、入り口を入ってすぐ目の前に相談窓口がありました。
声を掛けられるまで待とうと思い、その場で立って待つことにしました。
待つこと1分。
待つこと3分。
待つこと5分。
誰も声をかけてくれません。
割と目と鼻の先に職員さんはいらっしゃるのに、挨拶すらしてくれません。
え、まぢで?こっちから声かけるの?
いや、まぁこちらから来たから僕から声をかければ良いのかな?
銀行とかだと向こうから声をかけてくれるので、同じ感覚で待ってしまいました。
で、目の前にいる、いかにも僕をウザそうにしている若造(職員)に声をかけました。
「すみません、古物商許可証についてお伺いしたいことがありまして来ました」
と僕が言うと、
「はい、なんでしょう?」
と答えてくれました。
すごくウザそうに。
ムカつく心をグッとおさえ、
「古物商許可証の申請に必要な持ち物についてお伺いしたいんですけど」
と僕が言うと、
「インターネットか何かで調べました?」
と聞かれました。
「はい、調べました」
と僕が言うと、
「それにはなんて書いてありました?」
と若造が言うので、
「これとこれとこれとこれが必要と書いてありました」
と僕は答えました。
すると若造は
「その通りです」
と言い、「あと申請書もですけどね」と付け加えました。
「あ、そうでしたね(汗)ありがとうございます(笑顔)」
と僕が答えると、
「必要な書類がそろってから来てくださいね」
と文句を言われるように答えられました。
「あ、はいすみません、ありがとうございます!」
と僕が言うと、
「あと、他の方を待たせると迷惑なんで、先に連絡してから来てください」
と言われました、キレ気味に。
え、なにこれ?
こんなにキレられながら古物商許可証って申請せなあかんの?
こんな不愉快な思いしなければ許可証ってもらえないの?
と思いましたが、何とかこらえました。
一度きりの付き合いだ、必要な書類さっさとそろえてサクッと申請して終わりにさせよう。
そう思って警察署を後にしました。
つまり結論は
古物商許可証の申請の最大の誤算。
それは、
警察署に事前に挨拶に行く必要なんて全然なし。
むしろ必要な書類は事前にそろえて、完璧な状態にしてから警察署に行った方が好印象だと思います。
あ、ちなみに事前に連絡することもお忘れなく。絶対に。
ということでまとめると、古物商許可証を申請するためには、
- 事前に警察署に挨拶する必要なし
- 必要な書類は不備なく完璧にそろえてから警察署に連絡し、申請の日取りを決める
この2つが最重要ポイントです。
このどちらかが欠けると印象を大きく悪くし、順調に古物商許可証をもらえなくなる可能性があります。
あなたも古物商許可証を申請するときにはこの2点を気を付けましょうね!